製品紹介/ご注意とお願い

粘土瓦製品の特性についてのお願い/ご注意

瓦は粘土を原料とした焼成品です。粘土は採取場所により、その成分・性質は微妙に異なり、均一ではありません。「瓦は天然原料を使った自然素材である」ことをご理解頂き、その特性を予めご承知ください。

  • 粘土成分の違いや焼成窯内雰囲気の変化により、微妙な「色ムラ」が発生する場合があります。
  • やき物の特有のネジレや、寸法のバラツキがあります。葺き上げ後に瓦と瓦の間にスキマが発生することがあります。
  • 施工後、色合いの変化が発生する場合がありますが、屋根材としての品質・性能および耐久性を損なうものではありません。
  • 貫入陶器瓦は貫入(かんにゅう)と呼ばれる表面亀裂が発生する場合がありますが、これは陶器特有の釉薬表面層に発生する亀裂であり、本体生地までの亀裂ではなく品質の劣化を伴うものではありません。
  • ピンホール陶器瓦には釉薬面に「ピンホール」と呼ばれる、小さいへこみや粘土素地の露出が発生している場合があります。これは釉薬の気泡や粘土に含まれる有機物などが燃焼して発生するもので、品質上の問題はありません。
  • 黒ずみ「いぶし瓦」は経年の変化による、黒ずみなどの色変化が発生する場合があります。これは自然素材であるいぶし瓦特有の現象であり、品質の劣化を伴うものではありません。
  • 「いぶし瓦」は雨水により点状の赤錆が発生する場合があります。これは品質的な劣化ではなく、表面層での一時的な現象であり、拡大したり、また内部に進行するものではありません。
  • 日当たりの悪い場所、湿度の高い場所に施工された瓦には、「コケ」や「カビ」が発生することがあります。これは瓦表面層に発生しているものであり、屋根材としての品質・性能を損なうものではありません。
  • 欠け当社の厚のし瓦には瓦の端部に写真のように欠けたように見える個所がありますが(平成21年2月以降の製品)、これは製法上の理由によるものであり、欠陥ではなく、何等不具合を発生させるものではありません。

安全に関するご注意

  • 粘土瓦の施工には専門の工事が必要です。専門工事業者にご相談ください。
  • 寒冷積雪地域・強風地域・多雨地域では、特殊な工事を必要とする場合があります。こうした地域で粘土瓦を使う場合は、専門工事業者にご相談ください。
  • 粘土瓦を使った屋根は、関連する工事標準仕様書に基づいて設計してください。特殊な工事を行う場合は、専門工事業者にご相談ください。
  • われ物につき、運搬・解梱・積み上げにご注意ください。
  • 標準屋根勾配とその流れ長さ
    標準屋根勾配 4.0/10 4.5/10 5.0/10 5.5/10 6.0/10
    その流れ長さ 8m 10m 12m 15m 17m
    1. これは瓦を安心してお使い頂くための標準値です。
    2. 屋根勾配が4/10未満の時は、専門工事業者ご相談ください。