
新和風瓦「州浜屋根」
「いぶし和瓦」は、日本の伝統建築文化と町並み景観を支えてきました。
「州浜屋根」は、永く住むほどに愛着がわき、見飽きない端正な
現代和風として提案させていただくものです。
「州浜」は、平安時代からの縁起の良い紋様として受け継がれ、
その名称は州が入り組んでいる浜辺に由来しています。
「州浜屋根」は、「いぶし和瓦」の格調を保ちつつ、軒先はやさしく
リズミカルな波形に、棟瓦と破風瓦の織りなすラインは、
波間に浮かぶ屋形船をイメージしました。
「栄四郎瓦」は、伝統建築の屋根工法を踏まえ、現代建築にもマッチする
新和風瓦「州浜屋根」の普及に努めてまいります。

■「州浜屋根」の特徴
- 1.伝統的な和瓦のデザインコードを踏襲しつつ、シンプルさを追求し、現代的な建築を含む幅広い建築デザインに適合
- 2.在来工法との組み合わせにより、独創性のある屋根を実現
- 3.瓦施工の省力化を実現(軒部、袖部、棟部)
- 4.乾式工法対応により、耐震性能の確保(棟部)
軒部・袖部・棟部
![]() 州浜軒(1) 軒先を軽快な州浜軒にするだけで、日本瓦を使った和風住宅の印象はガラリと変わります。 |
![]() 州浜軒(2) 州浜軒は施工時の擦り合わせが不要で、スキマが出ない形状です。 [PAT出願済] |
![]() 州浜角・州浜袖 ケラバは擦り合わせが不要で、シャープな陰影は気品ある角桟紐の新しいデザインの瓦です。 |
![]() 大棟部 |
州浜屋根の役瓦は、豊富な形状を備えた在来の役瓦(のし積みをおこなった各種棟瓦、万十軒瓦、模様入り軒瓦、一文字軒瓦などの軒瓦、並袖瓦、刻袖瓦、中付袖瓦などの袖瓦)と組み合わせて使用することもできます。州浜袖瓦は切落形状となります。桟瓦に削桟瓦を使用する場合は、削の並袖瓦をご使用ください。
製品仕様
![]() 桟瓦/切落 利き巾 265 × 利き足 235 |
![]() 州浜軒 全巾 303 × 全長 300 |
![]() 州浜角/左 全巾 267 × 全長 301 |
![]() 州浜角/右 全巾 295 × 全長 303 |
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![]() 州浜袖/左 利き巾 215 × 利き足 235 |
![]() 州浜袖/右 利き巾 280 × 利き足 235 |
![]() 州浜とんび 全長 295 |
![]() 駒巴 全長 405 |
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![]() 州浜切隅羽根/左 全幅 300 |
![]() 州浜切隅羽根/右 全幅 340 |
下記の仕様5点は、受注限定での生産となります。
施工日等をご考慮いただき、お早めのご注文をお薦めいたします。
![]() 州浜角桟冠 利き足 265 × 全巾 240 × 全高 130 ※塀瓦にも使用可能 |
![]() 州浜三つ又 全長 297 × 全巾 375 |
![]() 州浜隅棟冠 利き足 265 × 全巾 240 × 全高 85 ※塀瓦にも使用可能 |
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![]() 州浜切妻止 全巾 268 × 全高 222 |
![]() 州浜隅棟止 全巾 268 × 全高 140 |
製品は改良のため、予告なく変更することがあります。
掲載の色は、現物の色と多少の違いがあります。予めご了承ください。